仕事仲間との忘年会や新年会などのイベントを楽しみにしている方も多いでしょう。
しかし、そんな楽しみなイベントと生理が被ってしまったら、皆さんはどうしますか?
今回は「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介します。
53歳、パートJさんの場合……
普段はあまり夜に出かけたりできないのですが、毎年忘年会や新年会などは出かけることができるので楽しみにしています。
その日は忘年会で、身だしなみにも気合いが入り、しっかりお洒落をして出かけたのですが、あいにく前日から生理が始まっていたのです。
それでも生理のことより仕事仲間とのお喋りが楽しみでした。
最初はマメにトイレに行っていたのですが、アルコールが入り、お喋りも楽しくて気分が良くなってトイレに行かず……。
やがてお開きが近くなり、トイレに行っておこうと席を立ったのですが、隣にいた仲間が「汚れてるよ」とそっと耳打ちしたのです。
トイレに駆け込むと悲惨なことになっていました。
生理だと分かっていたのに、汚してしまい恥ずかしかったです。
忘れられない忘年会になりました。
その時の心境、またその後は?
隣に座っていた仲間が普段から仲良くしていた人だったので助かりました。
それでも恥ずかしい思いをしました。
うまく誤魔化して、その日は帰ったのですが、楽しむことに気を取られていたことを反省しました。
助けてくれた友達には「恥ずかしかった」と話したのですが、「そんなことは誰でも一度は経験してるよ」と言ってくれました。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
彼と長蛇の列に並ぶことに……
自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理を我慢してしまった場面が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、生理痛が酷く座っているだけでもつらい状態でした。
その様子を見た彼は、みわ柴さんを気遣うも「出かけよう!」と提案してきます。
彼の優しさを無下にできず鎮痛剤を服用し、いざ出かけるのですが……。
彼が提案してくれた気遣いが、みわ柴さんにとってはつらい状況だったようですね。
この後、生理への理解が足りなかった彼氏は、みわ柴さんの様子を見て不機嫌に。
さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。
こんな時どうする?
生理だと「我慢をすれば大丈夫」といった風潮があるかもしれません。
体調が優れない時は、無理をせずゆっくりすることも大切です。
今回は「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介しました。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)