出産後、ホルモンバランスの変化や骨盤の歪みから生理の際の痛みに変化があることも。
中には、ひどい腹痛と頭痛で大変なことになってしまうケースもあるようです。
今回はそんな「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介します。
33歳、主婦Wさんの場合……
第2子出産後すぐ、第3子を妊娠したため、数年ぶりに生理が再開しました。
久しぶりかつ産後に生理が来るようになったばかりで、これまでの経血量や生理周期、生理痛とは違った感じに変化していました。
自分自身も自分の生理が予測できていませんでした。
3人の小さい子どもを抱えて、何となく生理痛でお腹が痛い、頭が痛いと思いながらも薬を飲んだり横になる時間もなく、家事育児をしていました。
ところが、夕方ごろから激しい頭痛が止まらなくなり、慌てて横になったものの治らずに結局トイレへ駆け込み嘔吐。
吐いても頭痛も腹痛もよくならず、胃のむかつきまで追加されてしまい、休むに休めない最悪の状況になってしまいました。
その時の心境、またその後は?
頭痛がひどすぎて嘔吐するなんて初めてのことで、生理の影響ではなく、何か別の病気ではないかと焦りました。
「今、小さな子どもたちを3人抱えて救急車に乗ることはできるのか?」「夫が帰宅するまで耐えられるのか」などが頭を駆け巡りました。
急いで薬を飲み、痛みに耐えつつ休み休み家事と育児を最低限済ませて、子どもたちを寝かしつけしながら自分も横になりなんとか就寝。
眠りにつく直前まで頭痛は続いており、睡眠中も何度か痛みや頭の重みを感じましたが、朝にはすっきりと治まっておりホッとしました。
それ以降は、どんな状況であれ、頭痛の気配を感じたらすぐに薬を飲んで対処することを心がけています。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
こんな時どうする?
生理だと「我慢をすれば大丈夫」といった風潮があるかもしれません。
体調が優れない時は、無理をせずゆっくりすることも大切です。
今回は「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介しました。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
(MOREDOOR編集部)