体のことで、「いつもと違うかも」「違和感がある」と感じることはありませんか?
なかには、仕事や家事などで忙しく、病院へ行くのをついつい後回しにしてしまうという方も。
そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
Cさんの場合……
42歳の時、会社で定期的に受診していた健康診断で、乳房エコーが「要検査」の結果でした。
前年も同じように「要検査」の結果でしたので、気にはなっていましたが、煩わしいのと仕事が忙しいのとで、半年ほどそのまま放置。
ちょうどその頃、芸能人が「乳癌」になったというニュースを見て、まさかねと急に不安になり、地元の総合病院を受診した結果私も乳癌が見つかりました。
どんな治療を受けましたか?
左の乳房を全摘し、抗がん剤の点滴を半年、女性ホルモンを制御する薬を3年間継続しました。
今は投薬はなくなりましたが、1年に1回血液検査とマンモグラフィー、エコーの検査を受けています。
乳癌は癌のなかでもあまり危険性のない方に分類されるのですが、長期にわたって経過観察が必要とのことでした。
このエピソードに読者は
『仕事が忙しいとどうしても後回しになる気持はよく分かりますが、自分も気をつけようと思いました。』
『乳がんの検査は痛いので、なかなか受けたくないと言う方が多いと思いますが、せめて定期検診でもしっかり受けることが大切だと思います。仮に結果が悪ければ、その結果を放置するのではなく、病院に行かなくてはいけないですね。』
『乳房がなくなるというのは抵抗もあるでしょうし大変な思いをされたと思いますが、なんとか安心できて本当に良かったです。放置していればもっと大変だったことでしょう。』
など、病院に行くことが大切だというコメントが多く寄せられました。
違和感があるときは早めに病院へ
Cさんは定期的な健康診断で「要検査」の結果が出たことをきっかけに、乳癌が発見され、治療を受けることができました。
皆さんも、違和感を覚えたときは早めに病院で受診してみてくださいね。
今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)