「マタニティマーク」は、妊産婦の健康を守るために大切なマークです。
しかし、見かけたとしても、どのようにサポートしてよいかわからないという方もいらっしゃるのでは?
そこで今回は、実際に体験した「マタニティマーク」エピソードをご紹介します。
Aさんの場合……
まだお腹は大きくありませんでしたが、食べづわりがひどかったときのことです。
妊婦検診に時間がかかり、帰るまでに具合が悪くなりそうだったので、帰り道にあるカフェで軽食をとりました。
お会計をして退店するとき、会計をしてくれた店員さんが後ろから追いかけてきて、出入口の重いドアを開けてくれました。
そのときは、「なぜ慌てて来てくれて、自分のドアだけを開けてくれたのか?」と疑問でした。
しかし帰宅後、会計時にカバンにつけていたマタニティマークが目に入ったのだと気づきました。
親切にしてくれて嬉しかったし、安心できました。
この経験から、どういう世の中になることを願いますか?
マタニティマーク自体は本来、万一事故や事件、病気などになったときに妊婦であることを示すためのもので、決して「優先しろ」などの意味は持っていません。
それでも誤解が広まり、理解のない人がいるようなので、外出のときに付けるのが怖く、産婦人科周辺に行くのも警戒していました。
安心してマタニティマークが付けられる世の中になってほしいです。
(33歳/パート)
他にもこんなエピソードが……
MOREDOORのSNSにて掲載しているオリジナル漫画【電車で妊婦さんを見かけたら、あなたはどうする?】にもマタニティマークをつけている女性が電車に乗った時の様子が描かれています。
妊娠をしている主人公の女性。
電車に乗るも、席が埋まっていて……。
電車で座席に座れなかった妊娠中の女性は、体調が優れなくなり赤ちゃんのことを考えその場にしゃがもうとしました。
ですが、その後女性の様子に気がついた男性が声をかけ、席を譲ったのでした!
こんな時どうする?
マタニティマークに気がついた店員さんが、重いドアを開けてくれたというエピソード。
周囲の人の中には、マタニティマークを身につけている人を見かけても、「迷惑なんじゃないか」と声をかけることをためらってしまう人も少なくないはず。
体調が優れない様子の人や電車内で優先席を必要としている人に気がついたら、配慮することが大切です。
大きなサポートではなく、できる範囲のサポートでよいのかもしれませんね。
もし、「マタニティマーク」をつけている人を見かけたらどう対応しますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※漫画は実体験を元にしたものです。
■作画:原ぱらこ
■脚本:佐藤ちと
(MOREDOOR編集部)