安全日について誤解していた友人が妊娠…→避妊の重要性を痛感…!

安全日について誤解していた友人が妊娠…→避妊の重要性を痛感…!

皆さんは、性について正しい知識を持っていますか?

性の知識で勘違いをしていることがあったという方も少なくありません。

そこで今回は、「性について誤解していたエピソード」をお届けします。

監修:森女性クリニック院長、森久仁子 
産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。

森女性クリニック

29歳公務員、Fさんの場合……

成人式で久しぶりに地元の友達と会ったときのことです。

お酒を飲んでいない友人がいたので、体調が悪いのか尋ねると、妊娠していると話されました。

その友人は、彼氏がいるとは話をしていましたが、付き合ってすぐのことだったので、話を聞いてびっくりしました。

なんでも、「排卵日ではなく、生理が終了してすぐだったから避妊をしなくても妊娠はしないと思っていた」とのことで、安全日について誤解をしていたようです。

そのときの心情は?

望まない妊娠を避けるために、避妊の重要性を痛感しました。

子どもや大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?

中高生にも誤解のないよう、具体的な性教育をするべきだと思います。

親からでは恥ずかしさを感じる人もいるかもしれないので、学校でしっかりと教える必要があると感じています。

産婦人科の医師や勤めている看護師に講師を依頼し、正確な情報を教える取り組みをするのもよいのではないでしょうか。

また、大人でも間違えている情報を信じている人がいるのが現状です。

今は、ネットにもいろいろ情報が掲載されているため、間違えた情報を信じてしまう人が多いと思います。

間違えた情報を正し、正確な知識を持つ人が増えてほしいです。

正しい知識を

友人が安全日について誤解していたというエピソードでした。

生理期間とはいえ、必ずしも妊娠しないというわけではありません。
精子の寿命は通常、射精後2~3日ですが、まれに女性の体内で1週間ほど生きることもあるといわれています。(引用:ルナルナ)

体調の変化から排卵日がずれることも。
そのため、生理中に性行為をした時の精子が生き延び、生理が終わって1、2日後に排卵があると妊娠する可能性があります。

妊娠を望まない場合は、必ず避妊をするようにしましょう。

▶︎引用元:ルナルナ

皆さんも、自身の体について誤解していたことはありますか?


※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※監修:森女性クリニック院長、森久仁子
(MOREDOOR編集部)