結婚観が大きく多様化している昨今。
50歳時の未婚率は、2015年国勢調査では男性24.8%、女性14.9%だったのに対し、2020年は男性28.3%、女性17.8%と、それぞれ上昇しています(引用:内閣府令和4年版 少子化社会対策白書)。
そこで今回のMOREDOORでは、「私ずっと独身かも……」と思った瞬間のエピソードをご紹介します。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※結婚観を押し付ける意図はありません。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。
30歳Aさんの場合
「私は好きなアーティストのライブに行くのが大好きです。
同じツアーでも数ヶ所参加し、グッズもたくさん買うほど。
参加するのは、平均して2ヶ月に1回から2回と、結構な頻度です。
でも、ライブで心地よい音楽に身を委ねているとき、ふと『結婚したらこのようなことができなくなるかもしれない』と考えることが増えました。
それは“少し衝撃で、寂しさを感じる瞬間”でもあります。
今は、自分が『結婚したい』と心から思った時に結婚したら良いと思うようになりました。」
(30歳/福祉職)
42歳Bさんの場合
「20代半ばの頃、6年同棲していた彼氏に“俺居なくても大丈夫でしょ、1人で生きていけるよね。”と言われました。
彼の行動から修羅場になった状況での言葉とはいえ、我に返った瞬間。
この6年間で1度も結婚の話にならなかったのは、1人で生きていけると思わせた私の強さでもあり弱さでもありました。
その時は裏切られた感情が大きかったのですが、次第に冷静になりました。
そして今は、いつかは結婚するものだと思っていましたが、結婚願望がないことに気づきました。」
(42歳/会社員)
人生の選択
結婚するかどうか、いつ結婚するかは、それぞれの人生観や幸福観に深く関わる問題です。
今回ご紹介した2人のように、自分自身の生活を軸に考え、自分がどう結婚を捉えているか気づくこともあるでしょう。
結婚するのも、しないのも人それぞれ。
さらにひと口に結婚と言っても、多様なライフスタイルがありますよね。
現代は、自分自身の価値観を大切にしながら、結婚に対する多様な観点を理解し合うことができる社会へと変化しているのではないでしょうか。
皆さんはこのエピソード、どう感じましたか?
(MOREDOOR編集部)