初めてナプキンやタンポンを使用するとき、使い方がわからず戸惑った経験はありませんか?
中には、使い方を聞きたくても、恥ずかしくて聞けなかった方も……。
そこで今回のMOREDOORでは、「ナプキンとタンポンを使用して焦ったエピソード」をご紹介します。
産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。
28歳、会社員のAさんの場合……
ナプキンは、下着に貼り付けて使用するものだと知らずに、毎回内股に挟んで下着を上げていました。
タンポンは、連続使用すると雑菌による感染症の恐れがあることを知りませんでした。
また、入れ方がよくわからず、中途半端に入れてしまい、漏れているような感覚がありました。
そのときの心情は?
ナプキンについては、「やけによくズレるな」と思っていて、よく服に経血が付いてしまい、恥ずかしい思いをしました。
タンポンの使い方は習っていなかったので母親に教わりたかったのですが、恥ずかしくて聞けませんでした。
性教育にどんなことを期待しますか?
ナプキンの正しい付け方やタンポンの使用方法を教えてほしいです。
また、生理痛が辛いときには、病院に行くことが選択肢の一つにあることも伝えてほしいと思います。
(28歳/会社員)
正しい情報を……
ナプキンやタンポンの使用方法がわからず、戸惑ったというエピソード。
Aさんのように漏れているような感覚は、「タンポンが正しい位置に入っていない」「経血の量とタンポンのタイプがあっていない」などが考えられます。
ユニ・チャームのHPには、タンポンの使い方ガイドが記載されています。
このようなサイトから正しい使い方の知識を身につけておくと、安心して過ごせるかもしれませんね。
皆さんも、「ナプキンやタンポンを使用して焦った」経験はありませんか?
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※監修:森女性クリニック院長、森久仁子
(MOREDOOR編集部)