性行為の際に出血してしまい不安になったことはありますか?
中には、婦人科を受診したことで原因がわかったというケースも。
今回は、不正出血とその原因を探る勇気を持った一人の女性の経験を、彼女の言葉を借りてお伝えします。
監修:森女性クリニック院長、森久仁子
産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。
産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。
性行為の後に出血が続き……
高校生のとき、性行為をしたあと数日出血が続くことが頻繁にあったため、不安になり婦人科で診てもらうことに……。
人生で初めての婦人科だったため、すごく緊張してドキドキしてました。
聞き取りから始まり、内診で検査を受けました。
結果は膣が傷がついてしまってるとのことでした。
受診中は、とても緊張して不安でたまらなかったです。
(31歳/産休中主婦)
不正出血の原因は……
不正出血は、生理以外の女性器からの出血のこと。
その原因は、女性ホルモンの乱れのほかに、性病などの炎症や、卵巣腫瘍や子宮頸がんなどの婦人科系疾患、妊娠時の着床などが原因として考えられます。
不正出血は、適切な医療機関で相談をすることが、何よりも重要です。
他にもなにか気になる症状があったら、早めに婦人科へ相談してみてくださいね。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
※監修:森女性クリニック院長、森久仁子
(MOREDOOR編集部)