「一生独身かもしれない」と思う瞬間は、多くの現代女性にとって、突然に訪れる思いがけない体験です。
この感覚は、ただの一時的な不安ではなく、私たちが生きる社会の変化や個々のライフコースに深く根ざしています。
経済的自立、キャリア志向、家族構成の変化など、現代社会における女性の生き方が多様化する中、独身という選択をする女性も増えています。
そこで今回は、このような感覚がいつ生まれるのか、そこにどんな心理的変化があるのか、多様な人生観から「独身を意識する瞬間」を掘り下げてみました。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。
一生独身かも?と思った瞬間とは
『アイドルが好きでコンサートに行った後友だちと話している時に今が1番楽しいし、これからもこんな風に過ごしたいなって思うことが多々あり無理に結婚しなくてもと感じたし、今の友人関係や仕事を継続したいと感じた時。』(20代/保育士)
『彼氏いないの?とか、結婚しないの?や子ども産んだほうがいいよと言われても、うるさいとか余計なお世話のような、否定的な気持ちが全く出ないしイライラしたりしないと気づいた時。自分は結婚するつもりがそもそもないんだと気づいて、これは独身コースだなと思った。』(30代/会社員)
『20代半ばの頃、6年同棲していた彼氏に「俺居なくても大丈夫でしょ、1人で生きていけるよね。」と言われた。彼の行動から修羅場になった状況での言葉とはいえ、我に返った瞬間。この6年間で1度も結婚の話にならなかったのは、1人で生きていけると思わせた私の強さでもあり弱さでもあったとわかった時。』(40代/会社員)
その瞬間、どう感じましたか?
『結婚出産子育てに興味が出ないと思っていたけど、本当に興味がなかったんだと腑に落ちて自分に納得できました。絶対結婚したくないとまでは思わないけど、まあ機会があればするのもいいだろうと思っています。』(39歳/会社員)
『特に大きな感情はないけれど気持ちが楽になりました。』(20代)
『いつかは結婚するものだと思っていましたが、結婚願望自体がないことに気づきました。』(42歳/会社員)
結婚するもしないも自分次第
「一生独身かも?」と実感した方々の生の声を聞くと、「自分に納得した」「気持ちが楽になった」と開放感に溢れるコメントが多く寄せられました。
皆さんが思い描いている「独身の人」のイメージと合致していましたか?
結婚するのも、しないのも自分次第。
まず自分自身を大切に、素敵な明日を描けますように。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)