同棲を始めるとき、多くのカップルが直面するのが「お金」の問題です。
特に、共通の貯金に関する取り決めは、互いの信頼と協力が必要とされます。
現代では、金銭感覚の違いや経済的自立への意識が高まっていることも、この問題を複雑にしています。
そこで今回のMOREDOORでは「同棲中の貯金における揉め事を避ける方法」を、実体験をご紹介しながら考えていきます。
33歳会社員Aさんの場合
同棲で揉めたことは、彼の貯金がほとんどゼロだったことです。
付き合って9年目にしてようやく同棲に至ったのですが、お金がないとはよく言っていたものの、高い靴や服をよく買っていたので、ないとは言え貯金してるんだろうなぁと勝手に思っていた。
私の勘違いで、本当に貯金をしていませんでした。
解決に向けてどんな工夫をしましたか?
毎月何にいくら使っているのか、カード利用明細を見させてもらい、支出を視覚化しました。
さらに1ヶ月の支出目標金額と、1年、5年、10年後の貯金予想額と支出予想額を表にして彼に提出。
老後までにいくらお金が必要か、毎月いくらの支出で抑えるかなどなど…1週間毎日お金の話ばかりしました。
Aさんが思うお金で揉めないコツは?
私は貯金額ってなかなか聞きづらくて「あるんだろうな……」と自分でいいように解釈していました。
ですが、同棲して結婚となるとお金の話はとても現実的なものになるので、お互い遠慮せずに嫌がらずお金の話をきっちりできる関係であることが大事だと思いました。
また「いくら以上のものを買う時は相談してね」など二人の中でルール作りをすることも大切です。
(33歳/会社員)
生活を共にする上で大切なのは……
お互い遠慮せずに嫌がらずお金の話をきっちりできる関係であることが大事と語ったAさん。
これはお金の話に限らないのではないでしょうか。
大切なのは、「自分たちが納得のいくルールをお互いにつくること」を心掛けること。
お互いの価値観を尊重し、安心して生活できる関係を築くことが、幸せな同棲生活の鍵なのかもしれません。
皆さんはパートナー間のお金モンダイについて、どんな工夫をしていますか?
(MOREDOOR編集部)