年齢を重ねるごとに、私たちは人との関係や日々の出来事に対する感謝の仕方も変わっていきます。
特に40代になると、人生経験が豊かになり、感謝の表現も深みを増してくるもの。
この記事では、40代の方々が示す“感謝の仕方”に関する素敵なエピソードを集めてみました!
あくまで一例として、年齢を重ねることの素晴らしさと、感謝の心を表現する方法について考えるキッカケとなれば幸いです。
ーー49歳Sさんの場合
先日、取引先の会社の役員を会食に招待しました。
会食から数日後、その役員との最初の面談をしたとき、同役員から先日の会食のお礼とともに、会食場所で撮影した写真を数枚いただきました。
接待のお礼と言えば、メールや電話、お礼状が一般的です。
写真を渡されたことは初めてでしたが、「ともに楽しい時間を過ごせました」という気持ちが伝わってきたので、人の上に立つ人間として、素敵な人への感謝の気持ちの表現を知っているなと思いました。
ーーその時はどんな心境でしたか?
取引先役員からいただいた写真を見ながら、しばらく会食についての話ができたので、更に関係が深化できて、嬉しく思いました。
この会食相手に写真を渡すというのを別の場所で使ってみたいと思います。
(49歳/会社員)
ーーSさんが思う“40代だからこそできるコミュニケーション術”とは?
今回の取引先の役員が40代の後半で私も同じくらいの年齢です。
20代の頃は、ごちそうになったり、物をいただいたりした際に喜びと感謝を相手に全力で伝えていた気がします。
年齢が進むにつれて気恥ずかしさもあり、感謝の言葉や態度は薄くなったように感じます。
今更、大げさに喜びを全身で表現することも難しいので、ご紹介した方のように写真のような小道具を使ってみるのもいいなと思いました。
ーー36歳Aさんの場合
私が妊娠中、職場のパートさんが私の代わりに物を持ってくれたり、掃除をしたりとにかく動き回ってくれました。
とっても申し訳なかったのでいつも謝っていたのですが、その人は「自分が妊娠中、スーパーの帰りにたまたま会った近所の人が荷物を家まで運んでくれたり親切にしてもらったから、私もいつかこんな風に妊婦さんの手伝いをしようと思ってたの」と話してくれました。
ーーその時はどんな心境でしたか?
初めての妊娠で仕事も今まで通りにはできないことに申し訳なさがありましたが、このパートさんの優しさがすごく嬉しくて温かい気持ちになりました。
私も妊婦さんに会ったら同じようにしたいなと思います。
ーーAさんが思う“40代だからこそできるコミュニケーション術”とは?
元々持っている性格もあるかと思いますが、年齢と経験を重ねることでたくましさやしなやかさ、思いやりが増していくんだろうなと思いました。
人に対して積極的であったり、言い回しが上手かったりと勉強になります。
(36歳/保育士)
感謝が“届く”伝え方
私たちは、人生のさまざまな段階で、感謝の心を表現する方法を学んでいきます。
ご紹介した感謝の伝え方からは、深い人生経験と成熟した感情の豊かさが感じられたのではないでしょうか。
人生経験を積んだからこそ届く感謝の表現。
皆さんはどんな風に感謝を伝えたいですか?
(MOREDOOR編集部)
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。