幼い子どもと外出をするとき、気を張ってしまう人もいるのではないでしょうか。
そんな時、そっと手を差し伸べてくれる人がいたら、ありがたさを感じますよね。
今回は、子育て中に周囲の優しさに救われ感動したエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
61歳会社員、Yさんの場合
第一子がまだ乳児だった時の事です。
私の実家に行かなくてはいけない用事があり、普通の訪問なら荷物もなく出掛けるのですが、その時はかなり大荷物。
赤ちゃんを前抱っこして、キャリーケースを引きながら駅に向かいました。
駅にエスカレーターがなく、階段を上ることになり……。
すると、サラリーマンの男性が「持ちますよ」「階段、気を付けて下さいね」と言って階上まで持ってくれました。
親切にしてくれて大変ありがたかく、とても感謝しました。
困っている人がいたら自然に助け合えたらいいなと思います。
(61歳/会社員)
44歳会社員、Rさんの場合
子どもたちが4歳と1歳のころです。
買い物に出かけていました。
歩き疲れた長男と妻がいないことによる長女の泣きが始まり、繁華街であたふたしていました。
すると塾の講師をしていたときの教え子に遭遇。
自分が子ども二人の対応に困っている姿をみて、そっと駆け寄ってきてくれて、「久しぶり、頑張ってんな子育て」と言いながら長男に優しい眼差しと声掛けをしてくれて落ち着かせてくれました。
当時、生徒だった頃は生意気な感じもあったけど、大きくなって優しさが増した姿に、どんな子でも成長とともに優しさが芽生えてくることを学びました。
(44歳/会社員)
困っている人を見かけたら……
子育て中、公共の場に子どもを連れていくことは大変なことですよね。
ちょっとした気遣いが、社会をより温かく、思いやりに満ちた場所にするのかもしれません。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)