電車に乗っていると、時に小さな驚きが訪れることも。
この記事では、電車での子どもの思いがけない言葉が、大人たちに与える影響について体験談を交えてご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
53歳専業主婦、Dさんの場合
体調を崩し病院通いをしていたときのこと。
孫を連れて買い物に出かけたときに、電車のドアが空いて孫が先に乗って座席の所でトントンと座席を叩きながら「お婆ちゃんしんどいやろ、ここに座り」と笑顔で言ってくれました。
家で私が薬を飲む姿などを見ていたので、こんな優しい行動をしてくれたのだと思います。
その後も「おばあちゃんしんどい時はしんどいと言ってね」と声をかけてくれました。
とても嬉しかったです。
(53歳/専業主婦)
26歳会社員、Eさんの場合
田舎に住んでいた頃、電車のドアの開閉時にボタンを押して行う車両に乗る機会がありました。
そのとき車内のドア付近に立ったお母さんに抱っこされた子どもが中からボタンを押してドアを開けてくれました。
とても笑顔で開けてくれたので思わずほっこり。
優しく穏やかな気持ちになりました。
思いやりをもった子どもが増えて、その思いやりを受けとめる余裕のある大人たちで溢れた世の中になってほしいです。
(26歳/会社員)
優しい気遣いに……
電車の中での子どもの対応に優しさを感じたDさんとEさん。
こうした小さな気遣いから人の温かさを知り、その優しさが連鎖していく未来になるといいですね。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)