ときに子どもは、大人も驚くような思いやりのある言葉を言ってくれることも。
今回は、子どもたちのほっこりする言動に、大人が学びと刺激を受けたエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
27歳看護師、Dさんの場合
去年の夏頃、スーパーへ行った時に買い物かごにたくさんの商品を入れて並んでいました。
夕飯の支度があるので急いでいると、私の前に並んでいた子どもが「先どうぞ。ぼくこれ(グミのようなお菓子)しか持ってないから。」と順番を譲ってくれたのです。
私よりずっと若い子どもが気を遣ってくれたため、人にもっと優しくしないとなと学びました。
(27歳/看護師)
35歳専業主婦、Aさんの場合
買い物をしていた時のエピソードです。
私には2人の子どもがいます。
ある日、上の子と2人で初売りのセールに行きました。
人が多くてヘトヘトになった私たちはカフェで一休みすることに。
そのカフェで席についたとき、私は席の下に鍵を落としてしまいました。
私がその鍵を拾って席に戻ろうと頭をあげた瞬間、机におもいっきり頭をぶつけてしまいました。
痛すぎて声もあげられず、うずくまっていると、上の子が私のところに来て、ぶつけたところを「痛かったね」と言いながらさすってくれました。
いつまでも私が子どもたちの心配をし続けていると思いましたが、子どもも親である私を心配してくれるようになったんだと、嬉しく感じました。
嬉しかったし、声をかけてくれたことで安心しました。
どんな人にも皆が優しい気持ちで接することの出来る世の中になってくれたらと思います。
(35歳/専業主婦)
少しの思いやりで……
子どもたちの想像もつかない言動に大人が考えさせられることもあるようです。
その優しさは、社会をより温かく、思いやりに満ちた場所にするのかもしれませんね。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)