幼い子どもを連れて電車に乗った時、大変に感じる人もいるのではないでしょうか。
そんな時、そっと手を差し伸べてくれる人がいたら、ありがたさを感じますよね。
今回は、子育て中に感動したエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
26歳Tさんの場合
息子が0歳で娘を妊娠中のときに、スーパーで買い物をしていました。
そのスーパーには、子どもを乗せられるカートがなかったため、ベビーカーに息子を乗せて買い物かごを手で持って買い物をしていました。
買い物を終え、レジに並んでいると、先に並んでいたご婦人が「お先にどうぞ」と声をかけてくれて、会計の順番を譲ってくれたのです。
たくさん買い物をして片手には重い荷物を持ち、もう片方でベビーカー操作、さらにお腹も重く大変だったので、とてもありがたかったと同時に、まさか譲って頂けると思っていなかったのでいい意味で衝撃的でした。
今までこんな経験をしたことがなかったので「譲る」という発想がなく、私も今後こういう状況の方を見かけるようなことがあればぜひ譲ってあげたいと思いました。
このご婦人のように将来を担う世帯を温かい目で見てくれるような方が増えたらいいですね。
(26歳/専業主婦)
40歳Uさんの場合
子どもが赤ちゃんの時、電車の中でいろんな人に助けてもらいました。
一番印象に残っているのが年配の女性の方が隣に座った時のこと。
子どもが泣き出してしまったのですが……。
その女性が持っていた鈴付きのキーホルダーで子どもをあやしてくれて、泣き止んでくれたんです。
しかもそのキーホルダーを「あげるよ」と言われて子どもはずっとご機嫌でした。
今でも忘れられません。
また「頑張ってね」と声をかけてくれて、とても嬉しかったですし、子育てを頑張ろうと思いました。
弱い立場の人にも優しく手を差し伸べられる人がいる社会になることを願います。
(40歳/フリーランス)
ちょっとした気遣いが……
小さな気遣いから人の温かさを知り、その優しさが連鎖していく未来になるといいですね。
皆さんも誰かのやさしさに助けられた経験は、ありませんか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)