「本当の私を見せてしまうと、嫌われてしまうかも……」
接する人や場所によって、自分の性格を使い分けたことはありますか?
使い分けたことで、どれが本当の自分なんだろうと迷走してしまうこともあるようですが、あることがきっかけで、本当の性格をさらけ出せるようになった人もいるようです。
そこで今回のMOREDOORは「素顔をさらけ出せた体験談」を聞いてみました。
※当事者の声はさまざまですが、あくまで一例として、参考になれば幸いです。
本当の自分でいることも大切で……
Yさんの場合
私は目立ったグループや怖そうな人たちの間では大人しくしてきました。
ですが、大人しそうな人たちと一緒のときは、大きな声で話していました。
高校生のときに、あるバンドの音楽を聴いて「自分らしく生きる素晴らしさ」を知りました。
彼らの見た目はダサくてカッコよくないのに、音楽に圧倒され……。
そして見た目なんか悪くても自分らしく堂々としてればカッコイイと気づくことができました。
その後、系統が違うと思っていた派手で目立ったグループの人たちとも、臆することなく接することができるように。
そんな自分が誇らしく、また「人は他人のことなんかほとんど気にしていない」と感じました。
悩んでいる人へ……
その場に応じて性格を使い分ける必要なんてないから、自分の意見を素直に伝えてみてください。
そのほうが、得することがあるかもしれません。
(40歳/会社員)
誰しも色々な顔があるけど……
誰しも、時と場合によって使い分けている顔があります。
ですがもし、「本当の自分」を見失ってしまいそうなときは、一度立ち止まって周囲を見渡してみてください。
ちょっとしたことがきっかけで、本当のあなたを受け入れてくれる場所を見つけることができるかもしれないですね。
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※この物語はフィクションです。
■脚本:ミノル
■作画:石川ナオ
(MOREDOOR編集部)