妊娠期間に寂しいと感じる方もいるのではないでしょうか?
そんな時、心のこもった手紙やメッセージをもらえるとホッとするかもしれません。
今回のMOREDOORは「妊娠中、パートナーから想い溢れるメッセージをもらった体験談」を聞いてみました。
※当事者の声はさまざまですが、あくまで一例として、参考になれば幸いです。
パートナーから手紙をもらい……
Fさんの場合
2人目を妊娠中、上の子のイヤイヤ期の育児も対応しながら家事をこなしていました。
夫も早朝に出勤し深夜に帰ってくるような毎日でした。
「私も2人目だから大丈夫!」とは言いつつも、つわりが落ち着かなく、精神的にも体力的にもしんどい時期を過ごしていました。
そんな中、夫は「集中して試験勉強したいから実家に帰らせて」と言い、2週間不在に。
「もし何かあったらどうしよう…」「試験勉強も必要かもしれないけど、実家にまで帰らなくても…」と不安と不満だらけでした。
そしてやっと2週間明けて帰ってきた夫は、ぐちゃぐちゃな部屋を見て「ごめんね、大変だったよね」と私を休ませてくれて、部屋の掃除や子どもの面倒を見てくれて……。
次の日の朝、夫が書いた一通の手紙が置いてありました。
どんな内容が書かれていましたか?
そこには、『2週間も本当にごめん。
家がぐちゃぐちゃになってたのを見て、今日生きるのにも大変だったんだと思うと申し訳ない気持ちと、俺は妊娠中の奥さんと子どもを置いてなんてことをしてしまったんだろうと思ってしまった。
2人目だから大丈夫だなんて勝手に思ってて本当にごめんね。
試験勉強もおかげですごくはかどったよ。合格できそう。
でも、これからは学生みたいな勉強の仕方ではなく、通勤中とか考えながらやっていくよ。本当にごめん。本当にありがとう』と書いてありました。
この手紙を読んでどう感じましたか?
私も「つわりが酷くて家事育児ができない。お願いだから協力して欲しい」と言えばよかったなと思いました。
「つわりがしんどいから実家には帰らないでよ」と言っても無理かもしれませんが、その中で夫婦で出来ることも考えられたのではないかなと……。
試験勉強だからと言われると、夫のキャリアのためには必要なことだと思い、それ以上何も言えなかったのですが、「しんどいよ」「つらいよ」と伝えればよかったです。
これから出産を迎える夫婦へ……
相手のことを思うと「言ったらダメかな」と遠慮してしまうかもしれませんが、夫婦は家族なので、ちゃんと気持ちは伝えた方がいいと思います。
受け取る側も「そんなこと無理!」と突っぱねるのではなく「無理かもしれないけど、これならどう?」と代替案をお互いで考えることも大切だと思います。
(38歳/会社員)
思いやりのあるメッセージ
妊娠中は「急に不安になってきた」「なぜかわからないけど涙が出てくる」などという女性たちの声を数多く聞きます。
そんな中、パートナーから思いやりあるメッセージを受け取ると、心に沁みますよね。
今回のFさんのパートナーは、大変な状況を見て感じたことを手紙に書きつづってくれたようです。
そして、この経験を通して「ちゃんと気持ちを伝えること」というアドバイスが届きました。
妊娠中、不安を抱える女性にとって“パートナーと一緒に親になるんだ”と実感できることが、一番心強く感じるのかもしれませんね。
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(MOREDOOR編集部)
(イラスト/@mochi_mikan_0123)
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