多くのカップルが直面する、デリケートな問題であるレス。
とくに、この状況になってしまったときの心のもやもやや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。
そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
夫婦仲はよいけれど……
Gさんの場合
2年ほどレスになっています。
きっかけは子どもの出産や育児に追われる日々によるものかと思います。
しかし、私は寂しく感じたため、話し合い少しでも歩み寄りたい姿勢を見せています。
ナイーブな話なだけに中々、折り合いはついておりません。
スキンシップや話し合いをしたり、打開策を提案しています。
(30歳/会社員)
Tさんの場合
子どもが生まれてから完全にレスになりました。
お互い初めての育児、さらに両方の実家も頼れない環境だったため、一日を終えて夜になってもすぐに寝てしまい……。
夫婦生活をしている余裕はありませんでした。
すると夫から話を持ちかけてくれました。
なので、ワンオペで家事育児をしている私には、今の現状が変わらなければ、夫婦生活をする余裕はないと伝えました。
旦那も仕事が忙しく、帰りが遅い日も多いため、自分も余裕がないとのこと。
無理せずタイミングがあれば、という感じで話し合いは落ち着きました。
結局、そんなタイミングはなく、変わらずレスです。
夫婦としては仲が悪いわけではないですし、話もします。
ですがもはや夫婦生活をするだけの体力に余裕がなく、レスなことを除けば、いい夫婦だと思っています。
(29歳/パート)
お互いの気持ちを……
レスを経験したことで、相手とのコミュニケーションの重要性や、お互いの感情を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。
「自分の言動の背景を伝えること」
「相手の言動の背景を理解しようとすること」
この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれません。
◎【近くて遠い、ふたり。】全話
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イラスト:華丘侑果
(MOREDOOR編集部)