子どもたちからの思わぬ優しさに、ハッとさせられることもあるのではないでしょうか。
今回は、子どもたちのほっこりする言動に、大人が学びと刺激を受けたエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
28歳、Mさんの場合
パティシエをしていた頃のお話です。
私はいつも通りケーキを作る室内で働いていました。
お客様への対応は、ホールスタッフが行ってくれます。
窓ガラスからもケーキを作っているところが見れるのですが、その日は小さい女の子が、ランチごろに来てずっと外から見てくれていました。
帰りも女の子は私に、ニコニコ手を振って帰りました。
イートインでケーキ付きのランチを食べて帰った女の子の机をお片付けにいったホールスタッフから呼ばれ、お箸袋が渡されました。
そのお箸袋には不器用な字で「おいしかったよ、ありがとう」と書かれていました。
それをみて、心が温かくなりました。
(28歳/会社員)
36歳、Rさんの場合
私が働くことに集中し過ぎていて、日常生活での欲がなくなっていた一昨年の冬ごろです。
その日の仕事を終え、頭がぼーっとした状態で買い物をしていたため、なかなかその日の夕食のメニューが決まりませんでした。
何をカゴに入れるでもなくスーパーの中をうろついていた時に、娘が「卵焼きでよければ作ろうか」と突如提案してくれました。
その頃の娘はまだ小学6年生です。
私の状態を理解して助けてくれようとするその一言で、自分が仕事のことに集中し過ぎている状況だと気づきました。
「ママ、大丈夫だよ。私でよければ卵焼き作ろうか?それしかできないけどいい?」と気遣う様子は優しくて温かいと感じました。
(36歳/会社員)
思いがけない気遣いに……
子どもらしい真っすぐな優しさや、意外にも大人びた気遣いなど……。
子どもの言動に驚かされ、また心が温かくなったと感じた方は意外にも多いようですね。
皆さんも、子どもの言動に驚いた経験はありませんか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)