多くのカップルが直面する、デリケートな問題であるレス。
とくに、この状況になってしまったときの心のモヤモヤや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。
そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
夫婦仲はよいけれど……
Aさんの場合
結婚当初からレスです。
結婚前からレスだったのかもしれませんが、付き合っているときは気になりませんでした。
3年付き合って結婚に至りましたが、長く一緒にいたせいか、性の対象ではなくなり……。
どのように関係へと持ち込めばよいのか、お互いにわからなくなりました。
好きな気持ちは変わらないのですが、1年半ほどレス状態です。
あまり追い詰めるのはよくないと思い、「次いつする?」などと軽い会話はしましたが、解決には至っていません。
(30歳/主婦)
Fさんの場合
大学卒業後すぐに結婚し、一緒に暮らし始めました。
しかし、私が新卒で夫が学生だったこともあり、お互い上手く時間が取れずレスに……。
私の朝が早いため、夜は先に寝てしまうことが多く、休日は夫のバイトがありすれ違いが起きました。
3ヶ月経ったころ、「2人で一緒にゆっくり過ごせる時間を持ちたい」と夫に伝えたところ、月に3~4日は2人でゆっくり過ごす時間を作るということで解決。
「そこまで悩まなくても解決は案外簡単だったよ」と当時の自分に言ってあげたいです。
(21歳/会社員)
1人で抱え込まず……
レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。
「自分の言動の背景を伝えること」
「相手の言動の背景を理解しようとすること」
この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれませんね。
◎【近くて遠い、ふたり。】全話
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イラスト:華丘侑果
(MOREDOOR編集部)