日常生活で予想外な事態に陥り、焦ってしまうことがありますよね。
あまりの唐突さに一人ではどうしようもできないことも……。
今回MOREDOORでは、ピンチな状況で助けてもらったエピソードをご紹介します。
Gさんの場合
私が20代の頃にスキー場で起こった出来事です。
一緒に来た友人とリフトに乗り、上から滑り降りていました。
しかし途中で友人とはコースが別になってしまい、私一人で滑っていました。
ロッジが見えてもうすぐ下まで到着するという緩やか斜面で、バランスを崩して転んでしまいました。
雪面に腹ばいに大の字に倒れたため、スキー板が邪魔をしてどうしても自分の力で起き上がることができず……。
横にはスキーヤーがどんどん滑り降りるのが見えて、恥ずかしい思いをしながら起き上がろうと頑張っていたところ、颯爽と現れた男性スキーヤーに起き上がらせてもらい助けて貰いました。
その時どんな気持ちでしたか?
倒れていたのは1~2分程のことでしたが、寝そべっていて雪は冷たいし、友人はまだロッジには到着してないし、一人で「どうしよう~、誰か~」という気持ちで倒れていました。
颯爽と現れた男性はゴーグルで顔は見えませんでしたが、上級スキーヤーだと思います。
その人は、「大丈夫?」と一言だけ言って助けてくれて、サーッと滑り降りました。
マナーのある紳士な男性は、助けるのは当たり前のことだよと私に言うようにな素振りをしました。
とても感動したのを覚えています。
顔の見える状態でお礼を言いたかったなと今でも思います。
この経験から……
人に対して思いやりや、マナーを大切にして、困っている人には声をかけ助けたいです。
人と人が助け合う優しい社会になればいいと思います。
(51歳/会社員)
助け合いの輪
ピンチに陥っている際の手助けはとてもありがたいものですね。
このような助け合いの輪が、もっと広がっていきますように。
みなさんも周囲に助けられ、感謝していることはありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)