多くのカップルが直面する、デリケートな問題であるレス。
とくに、この状況になってしまったときの心のモヤモヤや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。
そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
夫婦仲はよいけれど……
Aさんの場合
出産後育児に追われ、仕事が忙しくなり、引っ越しがあったりとさまざまな要因が重なってレスになりました。
お互いに気持ちがなくなったわけではないですが、すれ違いタイミングが合わず……。
そのまま2年ほどレスが続きました。
その後、夫に時間を作ってほしいと伝え、空気が重くならないようにさらっとレスについて相談してみました。
その結果、以前のようにとまではいかないですが、少しずつ解決に向かっています。
ガツガツいっても相手の気分が乗らなければ意味がないので、日頃からのスキンシップを少しずつ増やすようにしました。
(27歳/会社員)
Fさんの場合
産後、家事育児に追われて3年が経ったころ、レスになっていることに気づきました。
話し合いましたが、すでにお互いがそのような気持ちになることが難しくなっていて……。
それなら、もしもどちらかがそのような気持ちになったときに、また話し合おうということになりました。
当時はどうしたら前のような気持ちを持てるか悩みました。
今は、解決はしていないものの気持ちのモヤモヤはなくなりました。
(40歳/専業主婦)
悩み込まずに……
レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。
「自分の言動の背景を伝えること」
「相手の言動の背景を理解しようとすること」
この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれませんね。
◎【近くて遠い、ふたり。】全話
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イラスト:華丘侑果
(MOREDOOR編集部)