生理不順やPMSなど、頼もしいサポートをしてくれるピル。
中には、オンラインピルという選択をしてよかったと思った方もいるようです。
そこで今回MOREDOORでは、「オンラインピルを使ってみた」エピソードをご紹介します。
Rさんの場合
婦人科を毎回受診することに抵抗を感じていたため、オンライン処方を利用しました。
実際の診察とどんな違いがあるのかわからなかった点が少し不安でした。
いざ使ってみたら、スマホで好きな時間にお医者様と面談ができ、わざわざクリニックに行くという手間が掛からなかったのがよかったです。
しかも話をするだけで処方されるのがすごく嬉しかったです。
挫折しそうになったけど……
決まったセット回数で飲まないと効果が出なかったので、2か月目あたりで挫折しそうになりました。
この不安を担当ドクターに伝えると、「一緒に頑張りましょう」と励ましてくれたため続けられました。
使用するか悩んでいる人へ
オンラインピルは負担のないサービスだなと思いました。
(37歳/会社員)
選択肢の一つとして
不安な点があったものの、実際にオンラインピルを使ってみたら続けられたというRさん。
オンラインでのピル購入に興味はあるけれど踏み出せないでいる人にとって、こうしたリアルな声は貴重ですよね。
みなさんも、「使ってみてよかった」という経験はありませんか?
注意事項
■初めて低容量ピルを使用をされる方は、まず直接婦人科・産婦人科・レディースクリニックなどで医師に相談しましょう。必要な検査を受けることが大切です。
なお「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(平成30年3月)(令和4年1月一部改訂)において、オンライン診療で緊急避妊に係る診療を行うことについて、一定の要件に加え、産婦人科医又は厚生労働省が指定する研修を受講した医師が、初診からオンライン診療を行うことは許容されうることとしています。(厚生労働省HPより引用)
緊急避妊に関する研修を修了した医師の一覧も紹介されています。
▶︎厚生労働省HPより引用
■ピルの使用は個人の健康状態によって効果や副作用が異なるため、必ず医師の診断とアドバイスに従い、自分に合った方法を選択してください。
■オンラインクリニック利用時は、信頼できる医療機関を選び、診察や処方が適切に行われているか確認しましょう。また、プライバシー保護の対策が取られているかも重要です。
■ピルは正しく使用することで、高い避妊効果を発揮します。指示に従い、忘れずに毎日同じ時間に服用してください。
ピルには副作用のリスクが伴います。頭痛、吐き気、体重変化などの症状が現れた場合は、速やかに医師に相談してください。
■ピルは避妊だけでなく、生理痛の軽減や生理周期の調節など他の効果もありますが、血栓症のリスクなどの健康上の注意も必要です。自分にとってのメリットとリスクを十分に理解しましょう。
■ピルは性感染症(STD)からは保護しません。STDのリスクがある場合は、コンドームなど他の保護策を併用することが推奨されます。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)