自分が周囲になじめていないと感じることはありませんか?
その原因は自分の「特性」を把握できていないことからきているかも知れません。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
監修者:飯島慶郎(不登校/こどもの大人の漢方・心療内科 出雲いいじまクリニック 院長)
精神科医・総合診療医・漢方医・臨床心理士
診療科の垣根を超えた総合的な心身医療を行う。他院で解決できない複雑な病態、とくに不登校児の診療や不定愁訴(心身におこる様々な原因不明の症状)を得意とする。全国で初めての「不登校専門クリニック」を開設し、社会問題の解決に尽力中。
精神科医・総合診療医・漢方医・臨床心理士
診療科の垣根を超えた総合的な心身医療を行う。他院で解決できない複雑な病態、とくに不登校児の診療や不定愁訴(心身におこる様々な原因不明の症状)を得意とする。全国で初めての「不登校専門クリニック」を開設し、社会問題の解決に尽力中。
どのような特性を持っていますか?
ADHDと診断されました。
具体的な症状は、注意力が散漫で放心状態になること、やる気が出ず体が動かない、昼間の眠気が異常にきつい、仕事の優先順位をつけることが苦手でよくパニックになることでした。
働くにあたって、大変だったこと
市役所で事務職として就労していました。
周りの人よりも理解がゆっくりで仕事ができない自分に嫌気がさし、自己肯定感がどんどん下がっていったことが一番大変でした。
どのように乗り越えた?
精神科で自分の特性にあった薬を処方してもらったことです。
服薬後は以前よりもマルチタスクができるようになり、自己肯定感もあがって、仕事が楽しいと思う時期もありました。
また、理解してくれる家族の存在もとても支えになりました。
悩んでいる人にメッセージ
精神的にしんどくてどうしようもないときは、思い切って精神科の門を叩いてみるのも一つだと思います。相性のいい先生や治療と出会えると世界が変わります。
周囲の支え
自分の特性によって、精神的にしんどくなることもあったけれど、思い切って精神科に相談してみたり、家族の支えによって仕事が楽しく思えたのは、本当に素敵なことですね。
困った時は、お互い様。
まわりの人に頼ることも大切な一つの手段として頭に入れておきたいですね。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)