皆さんは、自分にはどんな仕事が向いていると思いますか?
中には、部署移動をきっかけに予想外の活躍をしたという方もいるようです。
そこで今回MOREDOORでは、「天職だと思ったエピソード」をご紹介します。
Tさんの場合
私は、温浴施設に勤め、フロントや飲食店などで接客をしていましたが、異動で内勤の広報や企画の部署へ移動。
大好きだったお客様との接点が奪われて落ち込みましたが、あるとき、自分の趣味であるアニメやコスプレの企画を提案してからは、企画リーダーとして活躍するように。
社内でサブカルチャーの知識を持つ社員は私しかおらず、作品の選定には熟考を重ねました。
企画が決定した後も、各部署へ作品やキャラクターの概要をまとめてプレゼンし、具体的なメニューの提案をして協力を依頼するなど、やることは山盛りでした。
もちろん社内だけでなく、作品側や関係会社との折衝もあり、ワクワクと緊張の連続でした。
開催してみると、多くのお客様に喜んでいただけて、企画の仕事にやりがいを感じました。
そのときのあなたの心情は?
ファン目線での取り組みが功を奏したのか、SNSやアンケートでの反応がとてもよく、安心したと同時に「頑張ってよかった、報われた」と思いました。
自分の趣味が社会貢献に活かせたことが嬉しかったです。
本社人事を含め、社内での評価も上がり、自己肯定感も向上。
その後は?
その後も、他の作品やコスプレイベント、声優トークショーなどに派生して企画は継続開催されるようになりました。
家庭の都合で退職しましたが、ずっと頼りにしてもらえて、イベント時には遠隔でアドバイザー的な立場で引き続き携わっています。
仕事で悩んでいる人へ
自分はクリエイティブな仕事は向いておらず、既存のものをコツコツ続ける方が性に合っていると思っていました。
しかし、自分でも自分のことが意外とわからないものです。
まさか自分のオタク趣味が会社の業績向上につながるなんて思いもしませんでした。
チャンスがあれば、ぜひチャレンジしてみてください。
(36歳/会社員)
新たな自分との出会い
自分のオタク趣味が会社の業績向上につながったというYさん。
チャレンジをすることで、自分の興味や趣味を活かせる瞬間があるかもしれませんね。
皆さんは、仕事をしていて「これは天職だ」と思った経験はありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)