海外旅行で公共交通機関を利用する際、少し緊張してしまうという方は多いはず。
予想外のことが起きると、頭が真っ白になってしまいますよね。
今回MOREDOORでは、海外に行って感動したエピソードをご紹介します。
35歳、Nさんの場合
スペインにひとり旅行した時のことです。
町に着いて地下鉄に乗ろうとしました。
長蛇の列になっている券売機に並んでいざ自分の番がやってきた時、チケットが買えなかったのです。
理由は手持ちのお札は金額が大きすぎて対応しておらず、硬貨も持っていないため支払いができず……。
クレジットカードが使えるようだったので、決済を試みるもなぜかエラー。カードを読み込んでくれません。
「後ろには長い列ができていて人を待たせている、でも買えないどうしよう……」とひとりあたふたしていました。
35歳、Nさんの場合
すると後ろに並んでいたお姉さんが「私が買うわよ」と言ってくれました。
「それは悪いですよ」と言っているところ、お兄さんが無言で私に何かを手渡したんです。
見てみると地下鉄のチケットでした。
私があたふたしている間に買ってくれたようで、チケットを渡すと彼は笑顔で去っていきました。
見ず知らずの困っている私に、さっと手を差し伸べてくれるお兄さん。声をかけてくれたお姉さん。とてもスマートでかっこよかったです。
一気にスペインの印象がよくなり、その後の旅行も楽しめました。
人に親切にすることは、その場を救うだけでなく、一生心に残ります。
それが海外旅行ならなおさら、国の印象にも繋がります。
私も困っている人がいたら迷わず助けようと思いました。
(35歳/自営業)
35歳、Nさんの場合
地下鉄のチケットが買えずに困っているところを、親切な人に助けてもらったというNさん。
心温まる出来事のおかげで、一生忘れられない素敵な旅行となったのですね。
皆さんは、海外に行った時に感動した経験はありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)