お弁当箱の蓋を開けた時、見た目がかわいらしいと、おのずと気分も上がりますよね。
しかし、一生懸命かわいいお弁当を作っても、思わぬアクシデントが起きてしまうこともあるようで……。
今回MOREDOORでは、お弁当にまつわるエピソードをご紹介します。
26歳、Mさんの場合
小学生の時、母親の作ってくれるお弁当が地味なのが悩みでした。
友達のお弁当はかわいいピックやカップを使っているおしゃれなものなのに……と羨ましくなり、ある時「もう少しかわいいお弁当がいい」と伝えてみました。
すると母親が「わかった。かわいくしてみる!」と言ってくれたので、次のお昼ご飯を楽しみにしていました。
ワクワクしながらお弁当箱を開けると……
次に母がお弁当を作ってくれた日、お弁当の蓋を開けると、全く可愛くありませんでした。
それどころか、いつもよりも地味なくらいで、子ども心にがっかりしました。
いびつな形のおにぎりを食べて、帰宅後に「なにあれ!ぜんぜんかわいくない!」と怒る私に、母親は「今日はキャラ弁にしたけど……?」と困り顔。
「せっかく作ったから写真も撮ったのよ」と朝母親が撮ったお弁当の写真を見ると、なんと可愛らしい動物のキャラ弁当でした。
「え?」と思い慌ててお弁当の蓋を開けると、蓋の裏にはシワシワになった海苔がすべてくっついていました。
お弁当を開けた瞬間はがっかりしましたが、母親が頑張って作ってくれたことを知って嬉しくなりました。
そして、せっかく作ったのに全部蓋の裏にくっついてしまっていることにも思わず笑ってしまいました。
その時の出来事を振り返り……
今思えば、せっかく作ってくれているお弁当に対して文句を言ったのに、要望通りかわいいお弁当を作ってくれた母親は優しいし、親の愛というのはすごいと思います。
自分も子どもが出来たら同じくらいの愛情を持って接してあげたいと思いました。
(26歳/事務職)
海苔が全部蓋にくっついていた
期待していたものの、お弁当箱の蓋を開けた瞬間ガッカリしてしまったMさん。
ですが、実はかわいいお弁当を頑張ってくれていて、蓋に海苔がついてしまっていた状況に思わず笑ってしまったようですね。
皆さんは、ほっこりするようなお弁当エピソードは何かありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)