鶴や手裏剣など、さまざまなものを作ることができる折り紙。
日本では定番の遊びのひとつのため、子どもの頃から慣れ親しんでいるという人も多いでしょう。
今回MOREDOORでは、海外の人に驚かれたことエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
28歳、Hさんの場合
学生時代、中国語の勉強をするために、中国の大学の語学スクールに通っていました。
同級生はヨーロッパ出身者が多く、自己紹介をする時に私は「日本の伝統文化です」と言って折り紙を紹介しました。
日本の百円ショップで買った千代紙で鶴を折ったものを紹介しながら、クラスメイトに配りました。
鶴を見た同級生が……
休み時間、同級生が5人ほど来て「これの折り方を教えてほしい!」と話しかけてくれました。
「話すきっかけが生まれた!」と思い、嬉しくてすぐに一緒に作り始めたのですが、同級生(全員ヨーロッパ出身の20代半ばの女の子)は2、3回折っただけで「こんなの難しすぎる!角と角を合わせるなんて無理!!」と諦めてしまい……。
「あなたはよくこんなに細かいものを作れるのね、すごいわ」と称賛されました。
日本人の感覚だと当たり前のようにできることだったので驚きました。
「外国人にとっては難しいことなの!?」と思って驚きましたし、自分が当たり前のように思っていることは当たり前じゃないんだということを学びました。
(28歳/会社員)
同級生の言葉を聞いてびっくり
千代紙で鶴を折ったところ、ヨーロッパ出身の同級生たちに「すごい」と称賛されたというHさん。
海外には、折り紙のような遊びはあまりないのかもしれませんね。
皆さんは、海外の人に驚かれた日本の文化は何かありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)