トランスジェンダーの19歳の孫 祖父母に”本当の性”を打ち明けると⇒「あなたが男の子でも…」返ってきた言葉に涙

トランスジェンダーの19歳の孫 祖父母に”本当の性”を打ち明けると⇒「あなたが男の子でも…」返ってきた言葉に涙

家族にとって大切なテーマほど、打ち明けるには勇気が必要なものです。
なかには、孫と母方の祖父母との間で交わされた、忘れられない出来事もあるようで……。
今回MOREDOORでは、家族の微笑ましいエピソードをご紹介します。

※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。

Rさんの場合

母方の祖父母と、19歳の孫は普段から行き来が多く、自然と一緒に過ごす時間が長い関係でした。

その孫は、自分の性のあり方について長く悩み、家族にどう伝えるべきかを迷っていました。

理解してもらえなかったらどうしよう、距離を置かれてしまったらどうしよう。

そんな不安を抱えながらも、心の中ではいつか話したいと思っていたそうです。

祖父母と一緒に過ごしていた時……

ある日、いつものように祖父母の家に遊びに行ったとき、祖父がテレビCMを見ながら何気なく結婚の話題を出しました。

その瞬間、孫は「今、話すべきかもしれない」と思いながらも、言葉を飲み込んでしまいます。

勇気は出ないけれど、黙っているのも苦しい。そんな空気の中で、祖母が静かに口を開きました。

「あなたが男の子でも女の子でも関係ないよ。どちらであっても、じいじとばあばにとっては大切で可愛い孫に変わりない。あなたが行きたい道、あなたが正しいと思う道を信じて進みなさい」

祖父母の言葉を聞いて……

その言葉を聞いた瞬間、孫は張りつめていた緊張がほどけたのか、声を出さずに涙を流していました。

祖父もその様子を見て何かを悟ったようで、「よし、大人の集いに着ていく、かっこいいスーツを買いに行こう」と明るく声をかけていました。

このやり取りを見て、家族は祖父母の愛情の深さに胸を打たれました。

昔気質で考え方も堅いと思っていた祖父母が、何の迷いもなく孫を受け入れたことに、心から感謝の気持ちが湧いたそうです。

孫自身も、本来の自分でいられる安心感からか、これまでどこか遠慮がちだった距離が縮まったように感じていました。
(45歳/保育士)

家族の絆を感じた出来事

家族にとって本当に大切なのは、肩書きや枠ではなく、その人自身を思う気持ちなのだと感じさせられたRさん。
無条件の受容が、人の心をどれほど救うのかを改めて教えてくれるエピソードです。
皆さんは家族のほっこりエピソードはありますか?


※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)