PMSタイプチェックの結果が、【卵巣タイプ】に該当したあなた……。
その特徴と対処法を一緒に確認していきましょう!
※PMSタイプチェックとは、女性ホルモンの乱れによって起こるPMSを、
原因別に「自律神経タイプ」か、「セロトニンタイプ」か、「卵巣タイプ」かに大きく分けたもの。
まだ自分のPMSタイプを知らない方はこちらをチェック!
特徴と原因は?
生理前に下半身のむくみやイライラ、下腹部の張りなどの症状を感じることが多いあなた。
このタイプは、“加齢による卵巣機能の低下”が原因で女性ホルモンが乱れ、PMSが起こります。
20代~30代前半までの女性がこのタイプの場合、【自律神経の乱れ】や、【セロトニン不足】が原因なことも多いです。
該当する方は、【自律神経タイプ】【セロトニンタイプ】の対処法でケアすることが大切です。
30代後半~50代くらいの方の場合、女性ホルモンを補う生活を心がけることが肝心になるでしょう。
対処法:運動が鍵!
骨盤周辺の血流をよくし、リンパの滞りを取るような、適度な有酸素運動が必要です。
また、股関節が硬くなりやすいため緩めるようにしましょう。
このタイプは、女性ホルモンが活性化する食材を積極的に摂取すると◎。
タンパク質、ビタミンE、カリウム、コエンザイムQ10などを、意識して取り入れてみてください!
卵巣の新陳代謝が活発になりますよ。
また、イライラには【ビタミンB6】が吉。
豚肉や大豆、玄米、ごま、ナッツ、にんにくの芽、イワシ、カツオ、サケ、サバ、マグロ、バナナなどが多く含まれる食品です。
水溶性のため、毎日何かしら摂取するようにしましょう。
カフェインはビタミンB6を消費してしまい、せっかくイライラを予防できるのにPMS症状を悪化させることも……。
心当たりがある方は気を付けてみてください。
30代後半以降は要注意
加齢とともに、卵巣機能が低下するのは、ある程度仕方のないことかもしれません。
けれども、できる限り正しいケアをして、生理前も健やかに過ごしたいものですね。
自分のタイプをきちんと自覚し、適切にPMSにアプローチしていきましょう。
【参考文献】
『女性ホルモン』の不調を改善し、心身の美しさを引き出すセラピストのための女性ホルモンの教科書
著者 烏山ますみ
発行元 株式会社BABジャパン
発行年 2015年5月