生理の3〜10日前からあらわれる月経前症候群(PMS)。
些細なことでイライラしたり、眠気がすごかったり、頭痛が続いたり……人によってその症状は実にさまざまです。
そこで今回は、宝塚ケアサロン鍼灸整骨院 板東賢先生の『月経前症候群(PMS)を和らげてくれる食品6選』を紹介します!
※ご紹介する食品を摂っても、すべての方に効果があるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
健康要約ch治療家Bando
市民病院やリハビリテーション勤務やプロ野球のトレーナーを経て、2015年宝塚市で宝塚ケアサロン鍼灸整骨院を独立開業。
宝塚全組のトップスターやスターの定期的なメンテナンス、治療に従事。
(保有資格:柔道整復師、鍼灸師、登録販売の免許、リラクゼーションセラピスト)
最初に……
『20人に1人の女性がPMS』という調査結果もあるほど、多くの女性がPMSの症状を抱えています。
約3,000人の女性を対象とした研究では、CRP(身体のなかで炎症が起きているときに血液中で上昇するタンパク質)が高い人ほど、不安、気分のムラ、過食、頭痛、むくみなどPMSの症状が出やすいという結果に。
つまりPMSは“炎症”が関係しているということですね。
そのため日々の食事から、炎症を引き起こす糖分、塩分、飽和脂肪酸を控え、炎症を抑えるビタミンやミネラルを多く摂取するよう心がけることが大切です。
では早速、すぐに取り入れられる『PMSを和らげてくれる食品6選』を紹介していきます。
1:サーモン
脂がのった魚には抗PMS作用のある栄養素がたくさん含まれています。
とくにおススメなのが『サーモン』。
サーモンには抗炎症作用のあるオメガ3が含まれているだけでなく、血糖値と食欲をコントロールするタンパク質が多く含まれています。
スーパーで手軽に購入できるので、日々の食卓に取り入れてみてください。
2:卵
ビタミンCと食物繊維以外の全ての栄養素を含む『完全栄養食品』と言われる『卵』。
抗炎症作用のあるオメガ3も含まれているので、1日3つまでを目安に取り入れてみましょう。
また、卵やサーモンなどの動物性たんぱく質には「セロトニン(別名:幸せホルモン)」の前駆体(トリプトファン)が含まれています。
気分のムラが激しい人は、ぜひ検討してみてくださいね。