2:朝晩のリズムに合わせる
■午前と午後の使い分け
午前中は集中力が必要な作業をする、午後は単純作業をするというリズム。
このリズムに合わせて、『睡眠』『運動』『咀嚼』『日光』を適度に取り入れてみましょう。
例えば、デスクワークしている人は、こまめに立ったり、ストレッチしたりして同じ姿勢を取り続けないようする。
家事をやっている人は、足ふみ休憩をいれる。
忙しいからと何もしないより、血流を良くする時間を取り入れることで作業効率が上がりますよ。
■セロトニンを意識する
幸せホルモンと呼ばれる『セロトニン』が分泌されることで頭がスッキリして集中力が回復します。
このセロトニンを分泌させる方法が『運動』『咀嚼』『日光』。
そのため1時間に1回くらいは軽く体を動かす、食事はリズムよく咀嚼する、お昼休憩には日光を浴びるなどの習慣を意識しましょう。
とくに食事のときにはセロトニンが分泌しやすいので、以下3つを意識しながら食事をとってみてください。
(1)仕事のことは忘れる
(2)食べる感謝の気持ちを持つ
(3)視覚に入るものを減らす
脳を休めるためにもスマホやTVを見ながら食事をするのはやめましょう。
■睡眠の質を高める
ダラダラしない生活を送るには、お昼に仮眠をとるのが有効です。
一般的な理想の仮眠時間は20~30分とされ、昼寝は夜の睡眠3時間分に値するという研究結果も。
もちろん夜の睡眠はさらに重要。質の良い睡眠は翌朝の集中力を高めるだけでなく、疲労も回復してくれます。
睡眠の質を高めるために、寝る2時間前の『食事』『飲酒』『激しい運動』『熱いお風呂』は避けてください。
ゲームやテレビなどの視覚系娯楽、ブルーライトなどの強い光を見るのも避けた方が良いでしょう。
アロマなどの非視覚系娯楽でリラックスする、家族やペットとくつろく、ストレッチ、読書などがおススメ。
また夜の睡眠の質を高めるためには、朝の行動も大事です。
朝の『運動』、『咀嚼』、『日光』によってセロトニンが分泌できていれば、夕方にはメラトニンに変わり、このメラトニンが睡眠の質を高めて疲労を取ってくれますよ。