「ファンになりそう」「カッコイイ」駅での思いがけない対応エピソード5選

「ファンになりそう」「カッコイイ」駅での思いがけない対応エピソード5選

「駅であの対応が素敵だった!」「困ったときに助けてもらった」
皆さんは、駅でこのような気持ちを経験したことはありますか?

今回MOREDOORでは、駅での思いがけない対応エピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。

23歳、Oさんの場合

私が小学生の頃に経験した話です。
班別で行動する都内巡りというイベントの際、班長が資金の入った封筒と切符をなくしてしまいました。
当時はスマホもなく、見知らぬ駅で途方に暮れたことは今でも鮮明に覚えています。

切符がないため改札を出られず、ホームをうろうろしていると、年配の駅員さんが声をかけてくれました。

すると、駅員さんは……

担任に怒られることを恐れ、半泣きだった私たちに「もうなくさないように」と言って、切符代を出してくれたのです。
それだけでなく、事情を聞いた駅員さんは、さらに1000円札を渡してくれました。

そのお金を受け取りましたが、後で罪悪感から担任に打ち明けたところ、怒られてしまいました。

そして後日、担任と私たちでお礼を言いに行くと、その駅員さんは「反省しているなら、きっといい大人になれるよ」と言ってくれました。
その際に見せてくれた笑顔は、今も忘れられません。

そのときの心情は?

当時は小学生でしたので、なくしたことが発覚したときに怒られることを恐れていました。
しかし、駅員さんに出会い、このように優しい大人になりたいと思いました。

その状況で学んだことは?

人に打ち明けることの大切さを学びました。
失敗を隠そうとしてもうまくいかないことが多いですし、まずは自分の過ちを認め、人に助けを求めることが大切だと感じました。

(23歳/自宅警備員)

45歳、Kさんの場合

朝から駅前にリュックを背負った中学生の人だかりができていたので、きっと修学旅行だろうと思いながら改札を通ってホームにやってきました。

すると、臨時貸切列車の案内が電光掲示板に表示されていたので、やはり修学旅行だと確信しました。

その時、ふと電光掲示板にメッセージが流れ始めました。