「クセ毛の魅力に気づいていない人を、どんどん巻き込みたい」
そんな思いから、『くせ毛エバンジェリスト』として“クセ毛の魅力を沢山の人に伝える”活動しているEileenさん。
かつては「艶のある髪、ストレートヘアこそが健康な髪」だと思っていたようですが、海外生活の中でルームメイトが発した「ストレートヘアが美しいって、誰が決めたの?」の一言から、自身のクセ毛にポテンシャルを感じるようになったそうです。
今回は、そんなEileenさんにご自身の活動やクセ毛エピソードの他、主催しているイベント「Curly-1グランプリ」について聞いてみました。
「クセ毛って素敵!を広げよう」をコンセプトに、クセ毛さんも、そうじゃない人も参加できるオンラインイベント。
誰が最も魅力的にクセ毛って素敵!を広げているかを一般投票で決めるコンテストです。
Curly-1グランプリを通して、クセ毛の魅力に気づいていない人や、クセ毛に関心のない人に”クセ毛って、素敵”を広げることで下記のような未来を実現させることを目的としています。
▼大手化粧品メーカーがクセ活用プロダクトのテレビCMを流すこと。
▼近所のドラッグストアやバラエティショップにクセ活コーナーが設けられること。
▼教育現場化から地毛証明書が撤廃される!
Curly-1グランプリ開催のきっかけ
ーーこのプロジェクトを立ち上げたキッカケを教えてください。
●Eileenさん:昨年ごろから、『クセ活』(=クセ毛を活かすこと)をする人が増えている印象があり、
実際にクセ活用のヘアケアプロダクトが登場したり、オフ会が開催されたり一部のクセ毛さんの間ではクセ活ムーブメントが起こっています。
しかしながらこのムーブメントは、なかなかクセ毛ではない人には伝わらないのが現状です。
(クセ活用プロダクトはおそらくクセ毛さんしか購入しないでしょうし、オフ会の参加もまた然り。)
どうにかクセ毛じゃない人を巻き込めるようなイベントができないか、と考えたうえで企画したのがCurly-1グランプリでした。
昨年、Curly-1グランプリのアイデアがまだなかったタイミングで、私はInstagramで以下のような投稿をしています。
大手化粧品メーカーがクセ活用プロダクトのテレビCMを放映
近所のドラッグストアやバラエティショップにクセ活コーナー
教育現場化から地毛証明書を撤廃
これらを実現させるために、署名やデモなどでシリアスに訴えるのではなく、クセ毛の楽しさ・素晴らしさをエンタメ性を持って広げたいと思ってCurly-1グランプリを企画しました。
クセ毛じゃない人、クセ毛の魅力に気づいていない人をどんどん巻き込みたいと思っているので、髪質問わずエントリーいただけるイベントとしています。
とはいえ現状エントリーいただく方の多くはクセ毛さんなのですが、今後も毎年開催することで、エントリーでもクセ毛じゃない人にご参加いただけるようなイベントにしたいと思っています。